「できない」のに「できる」と主張する人たち

  • 2019.11.15 Friday
  • 03:21

Excelの応用編やVBA言語入門の講座を受けるには「基礎」を学んでからにしてくださいと書いてあるのだが、申し込んでくる人たちにまったくExcelの知識がないということが多い。まったくといっていいほど基礎知識がない。VBA言語講座はタッチタイピングと大学受験必須単語ぐらいの英語力は必要なのだが、ほぼ全滅。

 

「基礎ぐらいはできます。」「一応できます。」「人並にできます。」と言う。

(「基礎って、富士通の本? 日経の本?」聞いたら、やっぱり学習した経験がないのがわかる。「その一応の中に掛け算割り算は入っていますか?」「人並って、どこの人基準?」)

 

計算式が「=」から始まることすら知らない。半角の「=」の入力方法すらも知らないことが多い。

SUM関数だけしか知らないで、掛け算や割り算ができない。

オートフィルを知らずに、右クリックのコピーと貼り付けで真下や真横のセルにコピペする人もいる。知っていても、右下端のオートフィルハンドルを何十行もドラッグする人も多い。フィルハンドルをダブルクリックが正解な場合が多い。「1000行ぐらいあったら、どうするの?」と聞くと、ご自分の能力不足に気づく人もいるようである。

コピーの貼り付け先で「計算結果」でなければならないのに「数式」になってしまう場合にどうしたらよいかも知らない。

$サインの意味を知らない人も多い。絶対参照はともかく、$サインが片側についた複合参照など全滅である。

 

『薄っぺらいのに自信満々な人』(榎本博明/日本経済新聞出版社)という本がある。

Excelではないが、大勢の人に能力テストを行って、実際の得点と自己評価を比べたら、能力が低い人ほど自己を高く評価していたという。能力が高い人ほど自己評価は低かったという。

 

「なんだ、できるじゃないですか。」と、わたしに言わせる人がごくたまに受講に来ることもあるが、そういう人は基礎講座から来る。基礎、応用、VBA言語、そして、MOS試験対策講座、VBAエキスパート試験対策講座などExcel講座をすべて受講してしまうことも多い。それでもまだ「試験合格間違いありませんよ。」と言ってあげても、「もうすこし勉強してから受験」と言って受験申込をなかなかしないという慎重派までいる。本のとおりだなとつくづく思う。

 

 

 

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